掛け蒲団 龍虎



掛け布団1

昭和初期に製作された掛け布団



掛け布団2

製作後 撮影



組み立て風景



胴体説明1

龍の胴体を輪切り



胴体説明2


掛け布団の厚みですが 通常龍の胴体を輪切りにしますと 図 1のように約半円になりますが
図 2のように丸太にすることも可能です まだこのような作品はありませんが刺繍部分の厚みだけで
60〜70センチと巨大になります。



本体


蒲団の型1



上図、ここ20年で形が変化している布団部分の説明をしておきます。
20年ぐらい前までは 左図のように赤いラシャ布の部分が台形の形をしていましたが 右図のように長方形の形に変わってきています。 作り安く 中に詰め物を入れる際簡単ですから 手間を省くためにこのようになってきています。
ですが 布団の部分は、(七重の勾配の形を取り 製作しているという説)がありますように、手間は掛かっても台形に製作することをお勧めします




近年は 軽量化のため布団を 発泡ウレタン スタイロフォーム 等に
変えるのが増えています。





縫箔小山